イエス、バットの話 2024-4
今日はイエス、バットの話★ゴーンや疑惑の銃弾の弁護をしたある刑事弁護士のオーラルヒストリーを読んだ★法科大学院の授業で将来の実務に役立てるためディベートをする★ある課題に賛否両側に立ち、それぞれの論拠はできる★しかし相手の論拠に対するその後の反論は両側ともノーノーばかりだ★一つでもイエスというと負けになると思っているのでかみ合わない★ここは同意するがここは異議があるというYES、BUTの主張は出てこない★これでは議論は進まず、議論をまとめるディベートの目的は果たせない★小学校のときからディベートで鍛えているヨーロッパなどの人たちとは対抗できない★TVで○札、×札を出すゲームと同じで発展性がない★これは管理組合の会議でもよくあることだ★相手の意見も容れ対応する。示唆的な話だ。
(集合住宅管理新聞「アメニティ」499号 2024-4)