コロナ対策万全で管理組合総会開催 2020-4
新型コロナウィルス対策万全で
マンション管理組合総会を開催
議案の宅配ボックス新設は可決
春爛漫の季節です。我がマンションの近くの小学校への坂道沿いの桜の木は満開まであと一歩です。可愛い新一年生の歓迎の準備は、整いました。が、新型コロナウィルスの心配は続きます。全ての新入生の皆さんが、明るい夢が持てる春が来ることを祈ります。
さて、先日、マンションの総会が開かれました。集会室の窓は全開、参加者は全員マスク着用で対策は万全でした。幸い暖かい休日でしたので、部屋を通り抜ける風は爽やかで新鮮な空気を吸い込みながら進行されたので良かったです。この様な時期に総会をして、参加者の高齢化が進んでいるなか心配していたのですが、懸念に終わりました。
今回の議案の中で、参加者の意見が多く出されたのが、宅配ボックス新設に関する件でした。今期の理事会の中で、現在新築分譲マンションの多くに導入されている、インターネットでの買い物の増加等の理由で管理会社の方より提案され、業者の説明もいただき、新設の方向で話し合って来たのです。
しかしながら、設置をする場合、掲示板の移動が必須となる為に二百万円程の金額となります。その為、一部の人間のみ必要な物にお金を使えない、他にもっと必要な物があるのではという意見もありました。
高齢化の進んでいるマンションなので、高齢世帯が多いためか、退職して家に居るので使わない。インターネットで買い物はしない、発送の代行をしてくれないなら必要ない、使い方が難しい、荷物が来ても出せなかったら困る、暗証番号パネルを子供が悪戯して壊さないか、ゴルフバッグは入るのか等意見が出されました。
結局のところ、総会参加者は高齢者が多く、親と同居している若者世代の事が忘れられてます。我が家の息子も、南米のジャングルから頻繁に荷物を取り寄せています。これから支えてくださる若者達の利便性も大切です。設置は決まりました。絶対便利ですよね。
(集合住宅管理新聞「アメニティ」2020年4月号掲載)
【つづく】