家の中で出来ることを楽しむようにしている日々 2021-06

ペンを海外から取り寄せて、大人の塗り絵に夢中
家の中での生活を楽しんでいたら
窓の外ではパトカーのサイレン、事件かな?

 ジメジメ、ジトジトの梅雨の季節が訪れました。この原稿を書いている今は、朝から爽やかに晴れています。コロナ禍ですが、近所の小学校から校庭で運動する子供達の元気な声が届いています。安心して過ごせる当たり前な幸せな日々が戻りますように。雨が降り過ぎて被害が出ません様に心から願います。
 緊急事態宣言の発令など関係なく仕事以外の外出は、最小限にしています。家の中で出来ることを楽しむようにしています。近頃自分でも腕をあげたなと思う〝大人の塗り絵〟も夢中です。色鉛筆、サインペン、イラストペン等いろいろありますが、新しい物を見つけるとついジャングルの奥地より取り寄せてしまいます。同じような物ばかりですが、メーカーにより硬さや発色が違ったりするので、塗る絵のテーマにより使い分けたりしています。出来映えと予想が一致した時は、やったねと嬉しくなります。学生時代の美術の授業ではないので他人から許可せれる訳ではありませんが、自己満足は大切だなと思います。
 そんな日々の中、我がマンションの隣りの公営団地で何やら事件が起こりました。バルコニーから全体が見渡せる位置にあります。いつもの様にリビングのテーブルで塗り絵をしているとパトカーの警笛の音と共に3台の車が駐車場に入って来たのが見えました。不謹慎ですが、野次馬と化した私は、バルコニーの柵に張りついて動きを観察していました。
 車から降りて来たのは、刑事ドラマで見るのと同じ検視官と思われる方々でした。5~6名があわただしく建物の中に入って行きました。それから暫くして大きなジュラルミンのケースを持った男性が入って行きました。
 その後の事はわかりません。野次馬を「していては駄目だなと思ったので見るのを終わりにしました。
 人間は生きていると様々な事に出会います。良い事、悪い事、辛い事、私は月並みですが思います。乗り越えられます。ファイト!
集合住宅管理新聞「アメニティ」2021年6月号掲載)
【つづく】