ワクチン接種が始まりました 2021-03

感染者は出ていませんが
勤務施設でスタッフ全員
PCR検査をすることに

 日差しが暖かで春の足音が聞こえる頃となりました。厚いコートは脱ぎ軽装で出掛けるのが楽しみな季節ですが、コロナ禍では思うようににはなりません。マスクをして近所へ春の訪れを感じに行きましょうか。路傍の草花に心癒やされるはずです。
 ワクチンの接種が日本国内でも始まりました。まずは、病院で働く医師や看護師の方々からですね。私の姉は高齢者の仲間入りをしているので早い時期に接種出来るらしいと連絡がありました。それでも、副反応が怖いと言っています。ワクチンを打つか打たないかの話題は、良く聞きますが、集団免疫を獲得するためには、勇気を出すべきかなと私は考えています。積極的に受け、副反応は恐れる事では無いと若い方達に示せたらと思います。六十年余り生きて来たので、万が一の時の耐性はあると自信があります。その日が来るまで、体調を万全にして準備したいと思っています。
 さて、そんな事を考えている時、勤務する老人介護施設でのスタッフ全員対象のPCR検査実施が決まりました。系列の施設、近隣の施設での感染が広がった為です。が、もっと早く行っても良かったかなとも思います。
 もちろん、この一年余り感染予防に努める来たので、我施設では、利用者様、スタッフその家族からの感染者は出ていません。が、この度の検査で、陽性者が出てしまった時、どうなるのだろうと思うと不安にはなりますが、自分達が努力して来た事実を信ずるしかないという事ですね。日々、感染リスクの高い高齢者、基礎疾患のある方と接しているので、自分の命だけで無くまわりの方々の命も守るのが、一番大切なので、仕事以外の外出を自粛するのも我慢出来ます。
 コロナの終息が見えない中、楽しみしていたアーティストのライブが中止になりました。私達ファンの安全を考えてくださり苦渋の決断だったと思います。残念ですが感謝です。

集合住宅管理新聞「アメニティ」2021年3月号掲載)
【つづく】