長男夫婦に赤ちゃん誕生! 2021-12
父親になった息子は考える
今後の住まいや環境のこと
いつ終わるか、わからないコロナ禍の中、感染予防に努め、数多くの行動の制約に耐えて過ごして来ました。新規感染者の数は減少し師走を迎えました。このまま収束となり穏やかに新しい年となると良いのですが、まだまだ解決するべき事が多く残されています。上手く対策しながら、もう暫く頑張りたいと思います。
さて、そんな中でも我が家に前向きになれる出来事がありました。私事で恐縮ですが、先月末、長男のところに子供が産まれました。出産の立ち会いも出来ない、入院も玄関までしか息子は入れず、嫁はたった一人で初めての出産に臨みました。心細かっただろうなと思います。妊娠中も、ワクチンの接種、PCR検査等、乗り越えました。万が一の感染が心配だったので、長男夫婦とは会わないようにしていました。久し振りに会ったのは、出産の一カ月前、どうしてもお腹の大きい時に会いたかったので、二人の住むマンションまで行って来ました。慎重派の長男の玄関先での厳しい消毒を受け、洗面所での手洗い、うがいの後、ようやく会わせてもらいました。ついこの間まで〝ママ〟〝ママ〟と言っていた気がする息子が父親になるんだと実感し感動しました。こんな世の中に命を育んでくれた嫁に心より感謝しました。
無事出産した後も面会は、父親にだけ30分間許されただけでした。新生児を抱く長男の写真が送られて来た時は、感無量でした。
そして、父親になった息子は考えています。このまま家賃の高い賃貸マンションに住み続ける訳にはいかない。子供も一人では駄目だと思う。保育士の嫁が仕事を続ける為に保育園に預ける必要があるので、子育てしやすい地域に移ろうと考えている。そんな事を早速相談して来ました。本当に、真面目だな。
購入するならマンションか、戸建てか、悩みますが、私はマンションが良いと考えているので、管理の良いマンションで決まりだな。
集合住宅管理新聞「アメニティ」2021年12月号掲載)
【つづく】