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立春過ぎて春までもう少し 2025-2
最近、年金の話題が多いですね
遺族年金も削らないで欲しい
暦の上では、大寒を迎え一年で最も寒い時期を経て、立春を期に春へと向かって行くのでしょうか。寒い日は続いていますが、満開の桜の光景を夢見て、もう少し寒い日々と仲良く過ごして行きましょう。
最近、スマホやテレビニュースで年金についての話題が多いですよね。何歳から受け取ったら得か、年金から引かれるお金の事、ねんきん定期便の見方等、美容院で雑誌をチェックしたり、検索してみたりします。私は、主人が亡くなって遺族年金から受け取っていたので、65歳から自分の年金を受け取るという選択しかありませんでした。そして、一人一年金なので、私自身の受取額に応じて遺族年金が減らされたりしています。しかし疑問に思うのは、私一人の年金で世帯を維持するのは大変です。水道光熱費、マンションの管理費等、一人の年金で支払うのは大変です。主人が30年以上支払ってくれていただける遺族年金を削らないで欲しい、どうにかならないかと考えているのは私だけではないと思います。主人が存命なら二人分の年金での生活になっている訳で、贅沢しなければ生活が出来ていたのではと予想できます。
そんな訳で、愚痴になってしまいましたが、国の制度には、従って行かなければ駄目なので、足りない分は自助努力でどうにかするべく定年後も非常勤で働いている訳です。私の場合は大丈夫ですが、働き過ぎて収入が多すぎると年金が打ち切られる場合があるようなので注意が必要です。
そして、少ない収入ですが月々の厚生年金の支払いは続いています。僅かでも良いのでこれで受け取る年金額が増えたら嬉しいと思いますが、高齢社会の現在、物価の上昇にさえ追いついていないのが現実なのでしょう。
今から50年程前、年金余剰施設といった公共の建物が近所にありました。年金って余ってるんだと感じたものです。現在の若い方達には、良いものが残せると良いなと思います。
集合住宅管理新聞「アメニティ」2025年2月号掲載