学生時代の友人が折り紙の本を出版 2025-3

なかなか難解な折り紙の本ですが
孫と老化防止のために頑張って挑戦!

 記録的寒波を乗り越え春到来です。三月に入って急に暖かくなりますと、地方によっては急な雪解けによる災害が心配です。そして陽気が良くなると花粉の飛散も心配ですが、桜の開花は一番の楽しみです。
 さて、先日、学生時代の友人と会う機会がありました。四十年以上も前からの知り合いです。社会人になってからは、仕事や子育てに追われて疎遠になっていました。私の出産直前に、使わなくなったベビーカーを新築マンションも見たいからと届けてくれたりはありましたが、年賀状で近況を知るくらいの仲でした。それが、もう一人の友人を介して、画家をしているご主人の展覧会に招待していただいた三年程前から、同時期に開かれる度に会いましょうと自然の流れで決まったのです。
 そう言う訳で、今回は私も含めて三名で会いました。展覧会を楽しんだ後は、食事をしながら、とりまとめもない話をしてすぐに何時間も経ってしまいます。それぞれの孫の話しをしたり、年齢的に病気の話しは必須ですが明るい話題が多いので良かったのです。
 そんな中、もう一人のご主人が折り紙の研究をしていて、折り紙の本を出版したと聞き驚いたのです。ご主人も学生時代の友人なので、そんな才能があったのかと感心してしまいました。聞けば出版は今回で三冊目だそうです。早速、今回の本を購入させていただきました。三歳の孫が折り紙が好きなので、ばあばとしては、喜ばせるために頑張って覚えたいと思ったのです。
 ところが、なかなか難解です。猫、犬、家、ペンギン等、孫が喜びそうな物から挑戦しましたが、折り図を読み取り理解するまでにひと苦労でした。途中、不安な部分はラインで作品の写真を送って、指導をしてもらったりして、少しずつ上達中です。指先と頭を使うので老化防止になると日々頑張っています。
 その日によって、頭が働かなくて、完成に行きつかない事もありますが、継続あるのみ。

集合住宅管理新聞「アメニティ」2025年3月号掲載