玄関ホール扉が閉まっているのを気付かず
男性が通り抜けようとして頭がぶつかった

　今年も残すところ三カ月ですね。十月になりました。十月は、私にとって思い入れのある月です。と言うのは、誕生日の月です。今年こそはと迎える度に様々な決心をしますが、ほとんどが実現せずに歳だけが重なっている気がします。一日一日を送るのに精一杯なのかな、大病をせずに元気に過ごせている事が成果でしょうか。これからも健康に歳を重ねて行きましょう。欲張らずにね。
　さて、先日、外出中の私に同居している次男から連絡が入りました。私だけが出勤している日で、仕事が終わり帰り支度をしているところでした。マンションのエントランスホールの扉のガラスが割れ、飛び散っているから気をつけて帰宅する様にとの事です。救急車も来ていたので怪我した方も居るかもと。
　我が家の駐車場は道路を隔ててマンションの正面なので駐車して見ると扉の片側のガラスが放射線状に割れているのを確認出来ました。かなり厚い強化ガラスが割れるとは、何が起こったのでしょうか。子供がボール遊びをしていたのかな、大きな荷物を持って通ろうとして激しくぶつかったのか、気になって仕方がありませんでしたが、この日は休日で管理人さんも休みなので、割れた後の処理は明日になるのでしょうか。
　そして、帰宅して日が落ちてから気になったのでエントランスを外階段から覗くと、中年の男女がガラスを片付けて、扉に養生をしていくのが見えました。管理人さんではなかったので、割ったご本人でしょうか。怪我はなかったでしょうか。翌日、聞いて見ると決めて家に入りました。
　翌朝、気になって管理人さんに声を掛けました。原因は、扉が閉まっているのを気付かずに通り抜けようとした男性の頭がぶつかった途端に割れたそうです。頭が切れて出血はしましたが、大事にはならなかったそうです。ご自分であちこち連絡し救急車も呼んだ様です。意外と弱いガラスです。注意しないとね。

集合住宅管理新聞「アメニティ」（2023年４９３号掲載)
【つづく】