関西旅行に行ってきました 2024-4
友人宅の営業終了後の銭湯に入った
湯船にダイブした幼い頃を思い出し
思わぬ場所で亡き父と出会えたよう
4月になりました。今年の桜は蕾が色づくのがゆっくりでしたね。待っている時間が長い程、満開になった時は、感動が大きいですね。春の訪れは、希望に満ちている気がして好きだな。元気になります。花粉症の方には気の毒ですが、頑張りましょう。
さて、今月から非常勤で働き始めるのですが、その前に有給休暇をいただいて、関西旅行へ予定通り行って来ました。友人に「一緒に遊んであげるから来てね」と言われたのはお伝えしました。吉本新喜劇、ユニバーサルスタジオジャパン、京都など楽しみは盛り沢山でしたが、一番の楽しみがありました。
それは、友人の実家が営む昔ながらの銭湯に泊めてもらう事でした。お風呂は、営業終了後の銭湯に入れると聞いて、期待が膨らんでいました。日頃、マンションのユニットバスで窮屈に入浴しているので楽しみでした。
その銭湯は、私が物心が付くか付かない頃、両親に連れられて利用していた〝お風呂屋さん〟でした。目の当たりにした途端に幼い頃の記憶が蘇って来ました。広い洗い場で、父親に泡だらけにされて、つるりと手を滑らせた父の手から離れた私は、湯船にダイブしたのです。湯の中に沈んで行く時に見た泡粒や色彩も記憶していました。私の育った地元の銭湯は無くなっていますが、思わぬ場所で亡き父と出会えて嬉しかったです。
もちろん、その他の日程も充分に楽しみました。本場のお笑いは最高でした。涙が出るほどに笑ったのは久し振りでした。テーマパークでは、大好きな物語の世界に入り込んで、魔法の修行をさせていただきました。杖を振って呪文を唱えても上手くいかずに、まだまだ修行が足りないので、出直すように言われました。しっかり勉強して、魔法学校へ再びの入校を目指します。
京都も久し振りで良かったです。清水寺、伏見稲荷に行きました。インバウンドで外国人が多く、外国語が堪能ならと感じました。
(集合住宅管理新聞「アメニティ」 2024-4)