バルコニーからタバコの煙 2022-5
窓を開けて朝の空気を吸って
元気を出そうとしていると
どこからか煙草のけむりが…
桜の季節が終わり、鯉のぼりの泳ぐ空が爽やかな五月です。この春から新しい環境で、頑張っている新人の方達は、充実した日々を過ごせているでしょうか。疲れが出ていませんか。元気が出ない朝は、初夏の少しひんやりした空気を胸いっぱい吸い込んでみて下さい。気持ちがすっきりします。まずは、一日一日を積み上げて行きましょう。
さて、今の職場で15年のベテランの域の私も、あーあ仕事行きたくないなぁと思う時があります。朝、起きて立ち上がりが悪い日は、バルコニー側の窓を全開にして、私もやはり、外気を思い切り吸い込みます。そうすると、まずは今日一日は頑張ってみるかなと気分を盛り上げる事が出来ます。
そんな初夏の朝のひんやりした空気は、私にとっては、この時期だけのお楽しみです。ところがです。それを妨害するものが現れる時があるのです。私の盛り上がった気分を台無しにしてしまうのです。そんな目に遭った日は、一瞬で最悪な状態になってしまうので気持ちを整理するために努力が必要です。
それは、煙草のけむりです。マンションだから上下左右に住戸があるので、どこから流れて来るのか不明なので、直接苦情を伝えるのは難しいのです。部屋の中で吸わないでと家族から言われているからバルコニーで吸うのでしょうが、副流煙は風に乗って流れています。煙草の嫌いな人間にとっては、不快感しか生まれません。洗濯物が干してあれば、匂いが付いてしまいます。仕方がないので部屋干しにしたりもしています。
だけれど、煙草を吸う方達を毛嫌いしている訳ではありません。吸う場所は限られている最近なので、我慢してる方も多数いらっしゃると思います。職場でも、室内では吸えないので屋外内にある喫煙所に行かなければなりません。冬は寒く、夏は暑い、気の毒だなと思います。が、身体のためには、本数を減らした方が良いのではと思います。健康第一。
集合住宅管理新聞「アメニティ」2022年5月号掲載)
【つづく】