地震発生時のエレベーターに関する実態調査、結果発表/三菱電機ビルテクノサービス㈱

 三菱電機ビルテクノサービス株式会社(本社:東京都荒川区、代表:取締役社長吉川正巳)は、11月10日の「エレベーターの日」に合わせ、地震発生時のエレベーターに関する実態調査の結果を発表した。

 同調査では、東京、大阪在住の20代から60代以上の有職者男女各300人、計3000人にインターネットを通じたWEB調査を実施。

 地震発生時のエレベーター内での対応法についての理解度について、「エレベーター内に閉じ込められたらインターホンで通報する」「エレベーターが停止後は、速やかにエレベーターから降りる」「エレベーター内で自信を感じたら全階のボタンを押す」「エレベーター内に閉じ込められたら携帯電話などで外部に連絡する」「エレベーター内に閉じ込められたも無理に外へ出ない」「エレベーター内に閉じ込められたら大きな声や扉をたたいて助けを呼ぶ」という選択肢に対し、複数回答を求め、全選択肢が正しい対応方法にも関わらず、回答によって理解度に差があることが判明した。

 これについて同社は、地震遭遇時の正しい対応方法について、より多くの人へ周知活動の必要があるとしている。

 また、地震発生時にエレベーターを最寄階に停止させる地震時管制運転装置の認知度を調査したところ、認知度は65.6%だった。