健康寿命を延ばすためのリフォーム 室内で気軽にトレーニング
千葉県船橋市内のマンションに住む50代夫婦が、隣の住戸を両親(80代)のために購入し、使用頻度の少ない部屋を有効活用するために、ストレッチなどトレーニングが部屋でできる空間にリフォームを実施した。
リフォームは、ストレッチとトレーニングができる部屋と、もう一部屋はボルダリングと肋木を設置し、筋力、バランス、柔軟性などあらゆる要素のトレーニングが可能な空間にした。かつ自然素材を多用した内装材で、心も身体もリラックスできる仕様とした。
施工面積/7.5㎡(フラルーム+マッスルーム)、9.8㎡(ハッスルーム)
工事期間/約3週間
工事費用/約250万円(税別)
積水化学工業㈱住宅カンパニーは、昨年6月より、主にマンションなど一般住宅を対象に、セントラルスポーツ㈱と「健康寿命を延ばすためのうちジム・そとジムリフォーム」の協業を開始。日常生活に継続しやすい運動習慣を取り入れ、一生涯自身の身体を思いのままに動かすことができる素晴らしさを、リフォームによって提案していくとしている。本事例はその「うちジム」の第一号物件。
「うちジム」は、マンションなどの2畳程度の狭い空間でも日常動作を改善するエクササイズが行える仕組みを組み込み、目的別に「マッスルーム(ジムの様な機能を持たせた空間)」「ハッスルーム(マット運動やボルダリングで身体を動かせる空間)」「フラルーム(フラダンスやヨガなどリラックスしながら身体を動かせる空間)」の3タイプを用意。当初は首都圏のマンションなど一般住宅向けにセキスイデザインワークス㈱を通じて販売。
また、リフォーム後も運動を継続しやすくするために、セントラルスポーツ㈱よりサポートも行う。
集合住宅管理新聞「アメニティ」2017年4月号掲載