「空家巡回サービス」を開始/㈱大京穴吹不動産
大京グループで不動産流通事業を手掛ける株式会社大京穴吹不動産(本社:東京都渋谷区、社長:海瀬和彦)は、空家の劣化防止・防犯対策となる「空家巡回サービス」を5月1日(金)から開始した。
住宅ストックに占める全国の空家数は820万戸、総住宅数に占める空家率は13.5%と過去最高(総務省統計局平成25年住宅・土地統計調査)となり、防災や治安、景観など住環境への影響が問題になりつつある中、「住生活基本計画」の見直しや、5月から空家対策特別措置法が完全施行されるなど、国や地方自治体も必要な対策を講じている。
そこで同社は、不動産売買・賃貸などの相談に加え、「使ってない家をどうにかしたい」という相談に応え、資産の劣化や防犯対策を行う「空家巡回サービス」を開始する。
同サービスの対象エリアは、同社の全国65営業拠点ネットワークエリアで、長期間居住していない、または居住する予定の無い自己所有の一戸建て・マンションが対象。
サービスの内容は、月一度、巡回及び点検箇所(通気・換気、簡易清掃、通水、郵便物確認、お守り、カビ確認)を確認し、報告書を郵送する。
サービス価格は、マンションが月8,000円(税抜き)、一戸建てが月9,000円となっている。