大規模修繕工事瑕疵保険第1四半期(4-6月)の申込実績、前期比約2倍に/㈱住宅あんしん保証
株式会社住宅あんしん保証(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:橋渉一)の取り扱う「大規模修繕工事瑕疵保険」の第一四半期(4-6月)の申込実績が、昨年度の申込実績55棟に対し、今年度申込実績は115棟と前期比約2倍の増加となった。これにより同社大規模修繕工事瑕疵保険の申込累計は1,600棟、登録事業者数は合計300社となった。
申込内訳は、管理組合・設計事務所が工事会社に保険加入をリクエストするケースが4割、工事会社が自主的に保険に申し込むケースが4割、管理会社が元請工事する際に加入するケースが2割だった。
特に、工事会社が自主的に申込みしたケース4割のほとんどは、昨年9月に国土交通省が創設した「住宅リフォーム事業者団体登録制度」で第一号の登録を受けた、(一社)マンション計画修繕施工協会(略称:MKS)の工事会社の申込による。
同制度では、登録団体の会員工事会社が、一定金額以上の工事を請け負う場合、瑕疵保険への加入が義務付けられている。
同社は、大規模修繕工事瑕疵保険で7月1日よりMKSと提携し、会員工事会社が瑕疵保険料の団体割引を受けられるようし、また、MKSが瑕疵保険の普及促進のため、会員工事会社向けの募集店として取次業務を開始している。
その他に同社は、会員工事会社2,300社の(一社)日本塗装工業会との提供も行うなど、優良な事業者団体をバックアップしている。
今後同社は、管理組合・設計事務所が工事会社へ瑕疵保険加入をリクエストするケースを一般化するため、管理組合・設計事務所、さらには管理会社向けの関連セミナーを全国で開催する。また、国の登録団体会員工事会社で、制度の理解が進んでいないことにより、瑕疵保険加入の必要があるにも関わらす、加入漏れするケースが今後想定されるため、国や登録団体と協力して、会員工事会社への周知も図っていく。