業界初「マンション管理組合役員賠償責任補償特約」を販売開始/日新火災海上保険㈱
日新火災海上保険株式会社(社長:村島 雅人)は、火災保険にセットできる「マンション管理組合役員賠償責任補償特約」を、2016年10月から販売開始した。同特約は、分譲マンションの管理組合理事長をはじめとした役員が、業務遂行により損害賠償請求を受けた場合の法律上の損害賠償金、弁護士費用等(法律相談費用を含む)および情報漏えい対応費用を補償するもの。同社のマンション管理組合向け火災保険「マンションドクター火災保険」に任意でセットできる。
分譲マンションの管理組合役員は、その多くが任期1~2年と、マンション管理実務に明るくなる前に交代することが多いため、誤って居住者の個人情報を開示し、トラブルから訴訟に発展、あるいは、マンション共用部分の修繕費用が「適正な支出額を超えている」として居住者から損害賠償請求をされるなど、業務を行う中で想定外の経済的損失を被る可能性がある。
同社は、マンション管理組合が、質の高いマンション管理をおこなえるよう、これらのリスクをカバーする同特約を新設し、「マンションドクター火災保険」にセットできるようにした。
同特約の保険期間開始日は2017年1月1日以降で、特約の正式名称は「マンション管理組合特約付すまいの保険」。