平均的な大規模修繕工事費用を算出 「マンションライフサイクルシミュレーション~長期修繕ナビ~」をリリース/(独)住宅金融支援機構
独立行政法人住宅金融支援機構(本店:東京都文京区後楽1-4-10、理事長:加藤利男)は、「マンションライフサイクルシミュレーション ~長期修繕ナビ~」を作成し、9月29 日(火)に機構ホームページ上に公開した。
マンション大規模修繕工事の実施に当たり、多くの管理組合では、「施工業者から受け取った見積書の工事費が妥当かどうかよくわからない」、「今後、修繕積立金をどのくらい増額すればいいのか」といった疑問や課題を抱えている。
これらの疑問等に対し、同シミュレーションは、2013 年から2018 年までの間に機構が融資した「マンション共用部分リフォーム融資」の工事費データを活用して作成したもので、規模、築年数など、30項目程度のマンションの情報を入力することで、「平均的な大規模修繕工事費用」、今後40 年間の「修繕積立金の負担額」「修繕積立金会計の収支」などを無料で試算することができる。